ホームステイって?

ホームステイ

ホームステイはニュージーランドに在住のご家庭にステイできる、留学する際の滞在オプションの一つです。

FLOWERSでは、最初の4〜8週間はホームステイへの滞在をお勧めしています。

ホームステイは満員になってしまうこともあります。学校の定員締め切りよりも、ホームステイが満員になる方が先になることも多いので、早めに準備していきましょう!現在のオークランドでは家不足が進んでいて、フラットも争奪戦となっていますので、最初の滞在先の確保は重要になってきます。

   

ホームステイの概要

ホームステイはニュージーランド在住の一般家庭に滞在できる、留学ならではの経験ではないでしょうか。

ホームステイの基本情報

ニュージーランド在住の一般家庭に滞在します

移民国家であるニュージーランド。ご家庭の国籍は様々で、ニュージーランド人、アジア系、欧米系、黒人系など様々です。 また、国籍の指定は原則できません。例外として、お父さんがフィリピン人なので、フィリピン人以外のご家庭をリクエスト等は大丈夫です☺︎

ご家庭の環境は様々で、女性一人暮らしのお家、お子さんなしのご夫婦、お子さんありのご夫婦、シングルマザーのご家庭など。ただし、ホストファザーのみのご家庭はありません。

ご家庭によっては、他の国籍の留学生が滞在している場合がありますが、日本人が滞在していることはありません。

お部屋

一人部屋で、ベッドと勉強机、収納があります。

料金

学校手配になるので、学校指定の料金を支払います。

料金は、「初回の手配料」と「滞在費」の合計を、授業料のお支払いと一緒に一括で支払います。

ホストファミリーの変更を希望する際や、延長を希望する際に同じホストファミリーでできない場合は、手配料の支払いが再度必要になります。学校によっては、延長の際に変更手数料の支払いが必要です。

料金に含まれるもの

・食事は、平日は朝・夜の2食、土日祝は3食つき

・水道光熱費、Wi-Fi費用

・ベッドリネン、バスタオル

お食事

平日は朝、夜の2食、土日祝は3食つき

NZの朝ごはんはセルフサービスで、シリアルやパンにジャムなどの軽食が多いです。

平日のランチは自分で買った材料で準備か、購入する必要があります。ランチを作りたい場合はキッチンを使っていいか事前に聞くようにしましょう。

夜ご飯はファミリーと一緒に食べます。友人と外食をする際に夕飯が要らない際や、夕食までに帰宅できない場合は、ホストマザーへ事前に連絡すること。ご飯が要らない場合は夕食を作り始める前に連絡をしてあげましょう。また、夕食を別で取っておいて欲しい際もその旨連絡しましょう。

立地

バスや電車で40〜70分の住宅地になります。距離のリクエストはできません。

ご家庭のルール

ホストファミリーによってルールが異なります。 ほとんどのご家庭で入居時にルールの説明をしてもらえると思いますが、 分からなかったら紙に書いてもらったり、Google翻訳を使用してもいいので、意味を勘違いしないようにしましょう。

ご飯付きなので、キッチンで料理は禁止というご家庭もあります。キッチン使用のルールはご家庭によって異なるので、何か作りたい際は必ずホストマザーに聞いてから行うようにしましょう。キッチン使用後は、当たり前ですが掃除をして元の状態に戻すようにしましょう。

ホームステイのメリット・デメリット

ホームステイのメリット

・海外の到着してすぐに家族がいる安心感

・ご飯付き

・到着直後からフラットを見つける手間がない

・学校手配のため安心

・英語環境(中々見つけられません)

・住宅街なのでシティ中心部より静か

・文化を知ることができる

ホームステイのデメリット

・異なる文化なので戸惑うことも

・英語が理解できない

・他人と住むことにストレスを感じる

・立地やホストファミリーは選べない

・お友達を呼べない

・無断外泊や朝帰りが不可

・自分でご飯を選べない

・学校までバスで40〜70分のご家庭が一般的

ホームステイに滞在する際のアドバイス

ほとんどの方は大丈夫だと思うのですが、たまにあるホームステイに関する勘違いをクリアにさせていただくためにご説明します。少々辛口アドバイスになりますが、勘違いしたままホームステイに滞在するのは、生徒・学校・ホストファミリー全員がアンハッピーとなりますので、滞在を決定する前に必ずご確認ください。

ホームステイで気になることがあった時

まずはホストマザーと直接話すようにしましょう。生徒さんから何の相談もなく、突然学校から連絡が来たらホストファミリーもショックを受けてしまいます。いただく問題の多くのことが英語の勘違いだったりしますので、英語が分からない時は自分で勝手にネガティブに解釈しないことが重要です。分からないまま「OkやYes」と返事をしないこと。ホストマザーへ「ちゃんと理解したいから」と伝え、Google翻訳に直接タイピングをお願いするか、紙に書いてもらうようにしましょう。

それでも納得がいかない、勘違いでなかった場合は学校スタッフに相談しましょう。

ホストマザーが怖いと言われることも多いのですが、分からない英語で話されていることに圧を感じることがあることと、怒っているのではなくちゃんと直接話したいと思っていると思います。

Google翻訳はこちら

すぐに語学学校スタッフへ相談した方がいい内容

全ての問題を自己解決しましょうという訳ではなく、聞いていた話と違うな・なんだか変だなと思ったら、すぐ学校に相談しましょう。

例をあげると、ご飯が準備されない、ご飯を自炊してくれと言われた、腐っている食べ物を出された、カップ麺だけしか支給されない、毎日一人で夕食を食べている、部屋に勉強机がない、いつも家に誰もいないしどこに行っているのかも分からない。毎晩怒鳴って喧嘩をしている。などなど。明らかなルール違反や、身の危険を感じた際はすぐ相談しましょう。

ホームステイで起きる問題あるある

残念ながら、少々わがままなリクエストが多い傾向にあります。多くが「〜をやってくれない」というような、自分が期待していたことと違うという不満が多いです。海外だと日本のような「おもてなし」文化で、相手の欲しいものを察して面倒を見てあげるというよりは、個々の自主性であったり自立性を重んじます。何か希望があるなら、自分で行動・言葉にしないと伝わらないです。

待っているだけではなく自分から話しかけたり、行動することが必要です。

「お金を払っているんだから」という精神は捨てましょう

ホームステイはホテルではありません。
一般家庭の家族の一員になり、お部屋を借りているという心構えを忘れずに! 例えば、ご飯はテーブルに座って待っているだけのような受け身の態勢ではなく、「何か手伝うことはありますか?」と一声かけてみましょう。テーブルマットを敷いてスプーンとフォークを準備したりとか、お水のコップを人数分準備してお水を入れたり、小さなことでいいんです。もし、ホストマザーから何も手伝わなくていいわよと言われたら、無理に手伝わず笑顔でありがとうと伝えましょう。例え手伝いは大丈夫よと言われたとしても、あなたの「手伝いたいという気持ち」は嬉しいはずです。

自分基準や日本基準で考えてしまい不満が勃発する

何か欲しいものがある場合は自分で購入すること。また、何か改善して欲しいことや不明点があるのなら、ホストマザーへ自分で話しましょう。学校を連絡手段として使用しないこと。ホストファミリーとの関係が悪くなってしまいます。

・ティッシュボックスが部屋にない→自分で買いましょう

・朝食は日本食がいい→家にないなら、味噌など自分で買うかマザーに相談してみましょう

・自分で料理したい→ホストファミリーに相談してみましょう

・洗濯の回数が少なすぎる→回数を増やしてもらうか、手洗いしましょう

・ご飯が美味しくない→味付けが薄いなら塩をかけたり、改善できることはしてみましょう

・ホストファミリーが質問してくれない→自分で質問してみましょう

・どこへも連れてってくれない→学校のお友達と出かけましょう

Giveの精神を忘れずに

何事もやってもらう受け身スタンスではなく、自分でやろうというスタンスに変えましょう。

あなたが自発的に動くことで、家族との関係もうまくいくし文化の理解も深まります。英語力の向上にもつながることも。

多くのホストファミリーは共働きです。平日は仕事で忙しいので夕食時は疲れていたり、お仕事が休みの土日は普段より遅く起きてきたりと、ゆっくりしたいときもあると思います。いつでも生徒につきっきりになることはできません。お部屋のドアがしまっている時はそっとしておいてあげましょう。

ホームステイ先にはお土産は持っていくべき?

ニュージーランドにはお土産文化がないので持っていく必要はありません。でも、何か持っていきたいと思うのが日本人ですよね?(笑)

ホストファミリーは留学生を頻繁にお迎えしているので、お土産をもらっている回数も非常に多いと思います。なので、もし持っていく場合は、モノは置き場所を確保しなければならず、迷惑になってしまうかもしれないので、お菓子が無難ではないかなと思います。お菓子は羊羹や抹茶などのコテコテの日本菓子はやめておいた方がいいかもしれません。空港で購入できるロイズのチョコポテトチップスがとても好評なのでお勧めです。

モノを持っていくのであれば、ジェットストリームのような日本のボールペンは、描きやすさにびっくりされる方も多いので、いいのではないかなと思いますよ✎︎ なにより小さいので邪魔にならないですし、職場に持って行けるのでお勧めです。

お菓子やモノを持っていく場合も、たくさん持っていく必要はありません。気持ち程度で十分です。

キッチンを使ってもいいご家庭であれば、日本食を料理してあげたら喜ばれるかもしれないですね。お土産ではなく、滞在中に食器洗いを手伝ったり、洗面所をきれいに使用したり、夕食の準備を手伝ったり、そういったあなたの気持ちが嬉しいものです。

まとめ

今回はホームステイについてまとめてみました。

少し厳しめコメントもあったかと思うのですが、文化が違えば行動や思考方法も変えなければいけない時があると思います。 たくさんの違いに戸惑いを感じたりイライラすることもあると思うのですが、新しい壁にぶち当たり自分なりに解決をすることはとても大切な経験だと思います。

ご不明点がありましたら、ご気軽にお問い合わせくださいね🎵

プチ英語レッスン

自分で取り分けてください、準備してください

「Please help yourself」と言われたら、自分で料理を取り分けてね。朝ごはんは自分で食べてね。という意味です。

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